クラシック三冠馬の刻まれ方

2020/10/19 17:45:19

デアリングタクトが史上初、無敗で牝馬クラシック三冠制覇を果たすという、競馬界の新たなトピックをもたらした先週末。
牝馬の世界では10余年に4頭も三冠馬が誕生しているというハイペースぶりです。

 

 

次の週末には第81回菊花賞。今度はコントレイルが父ディープインパクト以来無敗でのクラシック三冠制覇となるのか。

 

 

牡馬クラシック三冠馬は、セントライトから始まり、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル。

 

三冠馬が誕生する時は、その年、ビッグニュース、イベントがあるケースが多かったりします。

 

 

直近の三冠馬、オルフェーヴルの年は東日本大震災がありました。
オルフェー「震」と隠しワードも存在し、実は過去には同様の隠しワードからG1を使っての地震連想発動の前例は複数あります。

 

加えて、競馬界ではその年、新馬券種WIN5が誕生。
WIN5が始まった4月。その約1か月後のダービーでゼッケン「5」番のオルフェーヴルが「ウイン」バリアシオンを連れてきたのは、そういうことです(たぶん)

 

 

イベントと三冠馬の繋がりで最もポピュラーと思われるのが、先に東京五輪が開催された1964年にシンザンが三冠を獲った事例かもしれません。

 

その延長で、再びTOKYO2020。コントレイルはその象徴として導かれたのかもしれませんが、それはあちらさんの心の内。
オリパラ開催が来年に延長になってもこのまま、シナリオが貫徹されるのか否かを確かめられるところまで来ています。

 

 

初代三冠馬はもう80年ほど前に遡りますが、セントライト。
その年は、太平洋戦争開戦の年です。
ただ、開戦は12月。それより先に三冠馬が誕生していたというのは順序逆ではないのかい?

 

と、結果こじつけととらえかねないですが、手順前後が生まれる、且つそれが必然となってしまう背景が存在していることを押さえるだけでもサイン競馬との向き合い方が変わります(怖いですが)

 

 

その類似事例として、羽生善治現九段が将棋界初の七大タイトル独占を果たすに先立ち、ナリタブライアンが年またぎで朝日杯・有馬記念をも含む五冠制覇を達成していたところにも通じるかもしれません。
(七冠も一年では達成できません)

 

 

私がサイン競馬に手法を変えたのは東日本大震災の頃からですが、その時にはもう東京五輪=シンザン三冠の話は存じ上げていましたので、その2年後の報。

 

2020年に東京でオリパラが行われることが決定した時には、オルフェーヴルに続く三冠馬はその年に誕生し且つ、
そのおうまさんは日本の競馬界を代表するディープインパクトの産駒。と長年温め続けていました。

 

 

証拠品。ただ、その仔はディープ産駒と云えども将来アドマイヤビルゴと名付けられる仔で、結果別馬ではありましたが。。

 

 

 

実は、2020年の五輪が東京で開催されることが決定した後に三冠馬誕生の予感ツイートをしていたのですが、昔のツイートって消されていってるんですね・・・(つぶやいてもう7年になろうかという話・・・)

 

 

兎も角、話を戻すと、今年まさかの新型コロナウィルスが地球上を席巻し、その延長で東京五輪が延期。
その事態になる前の昨年末、2020年に三冠馬が誕生するのならコントレイル。という仮説まで立てていました。
昨年末ならサリオスも無敗で2歳G1を獲ってましたが、ディープ産駒ではないのでコントレイル>サリオスかな?と。

 

東京五輪が延期になったことで、コントレイルの三冠は幻か?翌年のクラシック候補生の中から三冠馬誕生という持越しになるのか?とも思い、皐月賞では軽視していたところもありましたが、
その後のダービー制覇もブルーインパルスの後押しもあって達成したことを思うと、東京五輪の延期は三冠阻止には関係のないこと。

 

寧ろ、コロナ禍イヤーとなった2020年に、ビッグニュースの足跡を残すという意味でも、三冠馬を刻むのはアリかな。。。という考え方でいます。

 

 

勿論、必読書と呼んでいる月刊優駿。今週末に11月号が販売されるため、新たなる解析や、周辺のトピックス、菊花賞を迎えるまでの約70レースを精査した上でもなお、コントレイルか?という流れにはなりますし、
当日は仕事ゆえに観察も叶わないので勝負とはいきませんが、

 

このタイミングで刻まれなかったら何時刻まれるのよ?

 

、、、という考え方でいます。

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